マダガスカルと日本の子供たちの心をつなぐ折り紙Web交流授業を開催

全国で折り紙をご寄付くださった支援者の皆様、いつも温かいご支援を誠にありがとうございます。
皆様から寄せられた色鮮やかな折り紙が、遠く離れた海を越え、子供たちのキラキラとした笑顔と国際的な友情の花を咲かせました。

今回は、2026年2月19日に開催された、日本の「小牧市立北里小学校」とマダガスカルのEcole Les Angelets(レ・アンジェレ小学校)の子供たちをオンラインで結ぶ「折り紙授業」の様子をご報告いたします。

■ 画面越しに響く「こんにちは!」と、お互いの世界を知る喜び

当日は、マダガスカルと日本をインターネットで繋ぐという壮大な試みでした。
遠く離れた国同士のため、音声や映像が途切れるといった技術的な接続トラブルも発生しました。
しかし、そんな困難にもめげず、画面越しに互いの姿が映し出されると、子供たちの顔には不安からパッと明るい笑顔へと変わりました。

「皆さん、こんにちは!」
マダガスカルからは「ハロー」という元気な挨拶が返ってきました。
マダガスカル側のエコレザンジレスク先生やロゼットさんを中心に、現地の学校の様子が紹介されました。
マダガスカルの学校は、人間の潜在能力を引き出し、良い価値観を育むことを目指して運営されており、
この日はみんなで美味しいものを食べる「食べる日」という楽しい日であることも教えてもらいました。

一方、日本の小牧市立北里小学校からは、日本の「おへそ」のような場所に位置し、
560人もの児童が通っている活気あふれる様子を紹介しました。
子供たちに「日本といえば?」と問いかけると、「富士山!」という元気な声が上がり、
世界遺産にも登録されている美しい山であることを誇らしげに伝えました。
また、学校の長期休みには親御さんが作ってくれるお弁当を持ってくるのが楽しみだという、
日本の日常的な文化も紹介し合いました。

「マダガスカルのお友達はどんなことをして遊んでいますか?一番好きな遊びは何ですか?」
互いの日常や文化への純粋な好奇心が、画面を通じて交差する素晴らしい時間となりました。

■ 皆様の折り紙が紡いだ、「ようこそ」のメッセージ

今回の交流で特に感動的だったのは、画面の向こうのマダガスカルの子供たちが、
前回の折り紙Web授業の喜びを覚えていてくれて、日本の言葉で「ようこそ」と書かれたプラカード写真を日本側の子供達にも見せてくれたことです。


これは、彼らが日本の子供たちとの出会いを心待ちにしてくれていた歓迎の証でした。
皆様からご寄付いただいた折り紙は、単なる紙を超えて、友情のメッセージを伝える大切な架け橋となったのです。

子供たちにとって、折り紙は日常的な遊びの一つです。
しかし、遠く離れたマダガスカルの友達と映像を通じて一緒に折り紙で遊べるという体験は、
「最高」の瞬間として子供たちの心に深く刻まれました。

■ 言葉の壁を越えた共同作業:「コップ」と「リース」作り

交流の後半では、いよいよ皆様からご支援いただいた折り紙を使って、一緒に作品を作り上げる時間が始まりました。
今回挑戦したのは、折り紙の「コップ」と、それらを繋げた「リース」です。

参加者それぞれが8枚の折り紙を用意し、カメラで手元を映しながら、ゆっくりと丁寧な説明が始まりました。
「三角に折って」「付けた線に合わせて折り返して」「Can you do it?」と声を掛け合いながら、同じ工程を進めていきます。
時にはうまく8ピースの折り目が作れなかったり、糊付けに苦戦したりする場面もありました。
しかし、「おかわりね」と何度も手順を繰り返し、飛行機を折る時のように三角に折ってしっかりと折り目をつけるなど、
画面越しにお互いの進み具合を確認しながら、一生懸命に取り組む姿がありました。

言葉が完璧に通じなくても、
「綺麗に折れた?」
「ここはこうするんだよ」という思いと、
皆様からいただいた「折り紙」という共通の言語があれば、心は十分に繋がります。

■ 完成した作品の見せ合いと、次への約束

糊付けをしてどんどんと貼り合わせ、見事な輪っかの作品が完成したとき、両国の子供たちからは歓声が上がりました。
「見て見て!」
日本のAチームからHチーム、マダガスカルの1チームから4チームまで、順番にカメラに向かって完成した作品を誇らしげに発表しました。
そして、マダガスカルの子供たちの作品が画面に映し出されたときも、お互いの出来栄えを称賛し合う温かい拍手が巻き起こりました。

ただ折り紙を折るだけでなく、共同作業を通じて得られた一体感と達成感は、子供たちにとってかけがえのない宝物となりました。
異文化理解や協調性を育むという教育的な側面を見ても、大成功の授業であったと言えます。

「今日は本当に楽しかったね。またね!」
最後は、ロゼットさんや全てのお友達への感謝を伝え合い、再会を約束して交流会は幕を閉じました。

皆様の温かいご寄付がなければ、この素晴らしい笑顔と感動の時間は実現しませんでした。
全国の支援者の皆様から託された一枚一枚の折り紙が、マダガスカルと日本の子供たちの心を見事に繋ぎ、国際的な友情を育む貴重な機会を提供してくれました。

ご多忙の中、気持ちよく講師を引き受けて頂いた 折り紙作家 Oriya小町先生。
運営にご協力いただいた両国の先生がたに、心より感謝申し上げます。

私たちはこれからも、折り紙を通じた子供たちの成長と国際交流の場を提供し続けてまいります。
どうか引き続き、温かいご支援とご見守りを賜りますようお願い申し上げます。
心より感謝を込めて。

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